西へ toward the west 2005 11 29
2005年11月27日の共同通信社のニュースには、このような記事がありました。
イランのケシム島でM6.1 10人死亡
【テヘラン27日共同】米地質調査所(USGS)によると、
イラン南部ペルシャ湾岸のケシム島で、27日午後1時50分ごろ、
マグニチュード(M)6.1の地震が発生。
イラン国営テレビは同島で10人が死亡、数十人が負傷したと伝えた。
今回の地震は、序の口と言えるかもしれません。
今後、さらに大きな地震が、中東で起きるかもしれません。
西へ toward the west 2005 10 13
大地震が、インドネシア・スマトラ島沖(2004年12月)、
そして、今回のパキスタン(2005年10月)と、
西へ移動しているように感じます。次は、中東でしょうか。
確か、9月18日には、インド北東部のミャンマー国境付近で、大きな地震が発生しました。
中東 Middle East 2005 10 14
文明の中心というと、やがてアジアに移っていくでしょうが、
今は、欧米を連想する人が多いかもしれません。
しかし、イスラム社会が、世界の中心だった時代があるのです。
それに比べれば、今のイスラム社会は、停滞に近いかもしれません。
イノベイション innovation 2004 3 17
イスラム教には、イノベイション(innovation)が必要です。
今のままでは、ある心配があります。
それは、20世紀で消えた共産主義が、
イスラム教運動として復活する可能性があるのです。
世界地図で、イスラム教が広まっている地域を確認してみてください。
どういう地域でしょうか。
だからこそ、イスラム教には、イノベイションが必要です。
21世紀にも通用する「改革」が必要です。
歴史を振り返れば、
イスラム社会が、「世界の中心」だった時代があるのです。
もう一度、栄光を取り戻すためには、イノベイションが必要です。
バイト=アルヒクマ Bayt al-Hikma 2004 3 30
9世紀の前半に、
アッバース朝のカリフ・マームーンは、
バグダードに、
「バイト=アルヒクマ(知恵の館)」を建設しました。
ここに、多くの学者を集めて、
ギリシャ語等の学問を、
アラビア語へ翻訳したのです。
こうして、多くのイスラム教徒は、
ギリシャの医学、天文学、幾何学などを学び、
イスラム文明の基礎を築いたのです。